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生産界で新たな試み 『リヤンドファミユ種牡馬入りプロジェクト』

[生産地] 2016年12月26日(月)17時22分

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(左から)中西功オーナー、藤井義人氏、三宅勝俊オーナー、山上和良オーナー(撮影:大恵陽子)

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(左から)中西功オーナー、藤井義人氏、三宅勝俊オーナー、山上和良オーナー(撮影:大恵陽子)

リヤンドファミユ種牡馬入りプロジェクト』がいまネット上で話題になっている。同馬は三冠馬オルフェーヴルやGI3勝馬ドリームジャーニーの全弟という血統背景ながら、クラシックを期待された3歳春に骨折。復帰後は期待通りの走りを見せられないこともあったが、同馬をファンの力で種牡馬として成功させよう、というプロジェクトが進んでいる。

 インターネットで支援を募るクラウドファンディングで一口3000円からプロジェクトに参加でき、支援金額に応じ産駒命名権や牧場見学ツアーなどのリターンが用意されている。1月30日に支援を締め切った後は目標金額達成の有無にかかわらず種牡馬入りをさせる。プロジェクト立ち上げ人の藤井義人氏は経緯をこう話す。

リヤンドファミユがサラブレッドオークションに出品され、netkeibaの掲示板を含め種牡馬入りを望む多くの声を聞きました。オークションは馬主・調教師、または彼らから身元を保証された人しか入札できないので、知り合いの馬主3名に声を掛け可能性を探ったんです」

 協賛した馬主の一人・山上和良オーナーは同馬の印象をこう話す。

「潜在能力もですし、骨格がよくて背中にバネがある。トモもすごくて、種牡馬にしたら面白そうだと思いました」

 ところが一言に“種牡馬”と言っても、個人的に所有する“プライベート”では種牡馬としての可能性が狭められる。協賛馬主の三宅勝俊オーナーは種付けの現状をこう話す。

「繁殖牝馬って発情して種付けできるのは1〜2日くらい。あらかじめ考えていた種牡馬がその日は一杯で種付けできないこともあります。そんな時、スタッドの方が『この馬空いていて受胎率もいいですよ』と紹介してくれて決めることがあるんです」

 種牡馬成功のカギは「繁殖牝馬の数と質」とも言われるが、スタッドインすることでより多くの生産者にリヤンドファミユの存在が認知される。

 協賛馬主の中西功オーナーはこう話す。

「協賛馬主3人合わせて用意できるお嫁さんは10頭ほど。ファンの多い馬なので、種牡馬として成功させる責任があるなと思いました。僕らも馬主としてのスタートは一口馬主でした。たくさんの人に応援してもらって有力種牡馬の仲間入りをさせて、共に喜びを分かち合いたいですね」

 藤井氏は今後をこう展望した。

「生産者のみなさんに種付けしていただきやすいように種付け料はオルフェーヴルの20分の1くらいを考えています。いま約200万円が集まり、400万円あればシーズン中だけでもスタッドインできる見込みです」

 支援できる金額のうち最高額の一口20万円はすでに満口。前代未聞かもしれないこのプロジェクトは、ファンの大きな後押しで生産界に新たな風を巻き起こすかもしれない。

関連リンク:CAMPFIRE『リヤンドファミユ種牡馬入りプロジェクト』

(取材・文・写真:大恵陽子)

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コメント

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  • ゲストさん
    ゲストさん
    競馬界の人間は常識がないと馬主協会ブログで調教師批判した山上さんですね。

    2017年01月02日(月)11時10分

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  • スイープトウショウさん
    スイープトウショウさん
    落合福嗣くんの息子に
    期待するようなものかな…( *`ω´)

    2017年01月01日(日)12時42分

    いいね! いいね!:1
  • グルーヴさん
    グルーヴさん
    淘汰されていくだけじゃなくて、こういう試みで、少してでも生きていく道ができたら次に繋がっていくよね。

    2016年12月31日(土)10時49分

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