29日、
大井競馬場で行われた第62回
東京大賞典(GI・3歳上・ダ2000m・1着賞金8000万円)は、3番手でレースを進めた
内田博幸騎手騎乗の5番人気
アポロケンタッキー(牡4、栗東・山内研二厩舎)が、直線で前を交わして抜け出し、2番手追走から食い下がった1番人気
アウォーディー(牡6、栗東・
松永幹夫厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分5秒8(重)。
さらにクビ差の3着に2番人気
サウンドトゥルー(セ6、美浦・
高木登厩舎)が入った。なお、3番人気
コパノリッキー(牡6、栗東・
村山明厩舎)は先手を取っていったものの、直線で捕まり5着に終わった。
勝った
アポロケンタッキーは、
父Langfuhr、
母Dixiana Delight、
その父Gone Westという血統。初の交流重賞参戦で見事
アウォーディー、
サウンドトゥルーといった人気の強豪を下し、GI初制覇を果たした。
【勝ち馬プロフィール】
◆
アポロケンタッキー(牡4)
騎手:
内田博幸厩舎:栗東・山内研二
父:Langfuhr母:Dixiana Delight母父:Gone West馬主:アポロサラブレッドクラブ
生産者:Doug Branham
通算成績:19戦8勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:2016年
みやこS(GIII)
【
内田博幸騎手のコメント】
大井からスタートして、今は
JRAで乗せていただいていますが、この地があったから今の自分がいると思っています。皆さんの暖かい応援のおかげで勝つことができました。
この馬には初めて乗りましたが、持久力が凄くある馬だと思っていましたので、差されてしまうならしょうがないという気持ちで早めに先頭に立ちました。力あふれる走りっぷりで、特に大井は合うと思います。