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ツクバアズマオーなど、中山金杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年01月03日(火) 18時00分
 昨年5歳でオープン入りを果たし、夏には函館記念(GIII)3着、秋にはオールカマー(GII)でゴールドアクターの3着と重賞でも通用することを示したツクバアズマオー(牡6・美浦・尾形充弘)。暮れのディセンバーS(OP)では外を回って力強く抜け出して勝ち星を挙げ、オープン特別では力量の違いを示す形となった。管理する尾形(充)調教師のコメント。
ディセンバーSの後は金杯を考えていたこともあり、前走はビッシリ稽古をやったわけではありませんが、後ろから行って直線で鋭く伸びてくる中身のあるレースでした。休み明けで勝った反動もありませんでした。

 実質的な追い切りは年末(12/30)にやっていて、今日(1/3)は北馬場でサラッとやりましたが、良い反応でしたし、良い状態で出走させられますね。だいぶ力をつけてきましたし、あとはレースの流れと運が向いてくれればと思います」

 ここ3戦は4・3・5着と、歯がゆい競馬が続くクラリティスカイ(牡5・美浦・斎藤誠)。今回はそれを打開するべく、負荷をかけた調整をされてきた。斎藤調教師のコメント。
「前走(ディセンバーS・5着)は、3コーナーから4コーナーにかけていい感じで上がっていきましたが、最後は伸びませんでした。ジョッキーは乗りやすいと言ってくれているのですけどね。距離がもしかすると長いのかもしれませんが、今回は田辺騎手と相談して戦法を考えたいと思います。

 そういう意味でも、今回は試金石になりますので、この中間も緩めず体重を増やさないように負荷をかけてキッチリ仕上げました。昨日(1/2)が最終追い切りでしたが、動きも良かったですし、最後までしっかりと動けていました。転厩当初は体がまだ緩かったですが、ここのところそれが解消されてきて、しっかり走れていますし、フォームも良くなってきましたよ」

 シャイニープリンス(牡7・美浦・栗田博憲)は、前走のディセンバーSでは58キロの斤量で3着に好走した。栗田(博)調教師のコメント。
「前走は58キロを背負って正攻法の競馬をしての3着でしたが、内容は悪くないと思います。今回はハンデ戦で56.5キロですし、前走よりも他馬との斤量差は楽になるでしょう。前走後も好調を維持していて順調に来ていますし、楽しみですね」

 マイネルフロスト(牡6・美浦・高木登)は、昨年のこのレースの2着馬。松岡正海騎手のコメント。
「昨年の中山金杯では大逃げを打つような形で2着に粘りました。今年は同型がいますので、どのようなレースをするかはゲートを出た感じで考えます。前走(ディセンバーS・7着)は少し太かったかもしれないので、今回は体が締まってきてくれればと思います」

 ライズトゥフェイム(牡7・美浦・加藤征弘)は、昨年のこのレースで4着と好走している。加藤(征)調教師のコメント。
「前走(ディセンバーS・10着)は上がり最速の脚を使っているのですけど、もう少し早めに動いていっても良かったかなと思います。長く脚を使える馬なので、今回はそれをうまく生かす競馬をしてほしいですね。レース間隔を詰めて使えるのも良いでしょう」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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