「3歳新馬」(5日、京都)
良血馬がそろった芝2000メートルの一戦は、3番人気の
スズカメジャー(牡、
父ダイワメジャー、栗東・橋田)が、好位から抜け出して新馬勝ち。母に短距離重賞で活躍した
スプリングサンダー、春の天皇賞馬
スズカマンボを近親に持つ血統馬が好発進を決めた。
道中は先行馬の直後できっちりと折り合い、絶好のポジション取り。いざ直線に向くと、ラチ沿いで逃げ粘る5番人気
ショウナンサリュー(4着)の外を強襲。鮮やかに突き抜け、先頭でゴールを駆け抜けた。勝ちタイムは2分5秒6。
福永祐一騎手は「いい馬ですね。初戦らしく物見しながらも、息を抜いて走ってくれた。血統的に短距離型かもしれないが、きょうはいい内容で勝てた。楽しみだね」と将来性を絶賛した。
1馬身差の2着は2番人気の
ロードアルバータ、さらに半馬身差の3着には1番人気の
アドマイヤロブソンが続いた。
提供:デイリースポーツ