「
シンザン記念・G3」(8日、京都)
8番人気
キョウヘイが鮮やかな直線強襲を決めた。
キョウヘイの瀬谷隆雄オーナーの知人である横山真弓さんは大粒の涙をあふれさせ、ウイナーズサークルに向かった。「05年にがんのため21歳で息を引き取った息子の名前は恭兵(きょうへい)でした。オーナーがその名前をつけてくださったんです。息子はとても競馬が好きで、最後に競馬場に来たのが、
シンザン記念でした。こんなことがあるなんて夢のようです」と天国に向けて勝利を報告。何度も目頭を押さえ、声を震わせた。
提供:デイリースポーツ