1月15日(日)に中山競馬場で行われる
京成杯(GIII)に出走予定の
ベストリゾート(牡3)について、
木村哲也調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。
・前走について
「最後はいい脚を使ってくれましたので、嬉しいような悔しいようなという感じです。間隔を開けて使いましたが、厩舎としては恥ずかしくない状態だろうと送り出して、最後に伸びてくれたのは良かったと思います」
・中間は
「前走で現時点のパフォーマンスを出せたと評価していますし、今回は中2週なので、内容を求めすぎないように、前回の状態を維持できるか、というところに主眼を置いて管理してきました」
・追い切りは
「最初から最後まで集中して走らせて、ズルいところを出さないように、時計は出さずに、併せ馬のパートナーも決めて、質の高い走りをさせようとしました。このテーマに沿った調教はできたと思います。前回と同様の感じで出られると思います。前走の後10日くらいは力みがありましたが、
リラックスしてきて、日曜日に強いところをやって、火曜日には抜群に良くなってきたと思います」
・デビュー3戦、成長は
「新馬や未勝利のあたりでは、飼葉を食べている割に、実になっていないところがありましたが、間隔を開けて、プラス体重で出走できた
ホープフルSでも重め残りではなく、むしろもっと増えて欲しいと希望を持ちました。少しずつ成長していると評価しています」
・現時点での課題は
「十分頑張っているので、これでもっと勉強しろ、といっても冬休み明けでどうかと思います。ゲートが遅いところはありますが、これからです」
・中山芝2000mは
「データとしては
ハービンジャーの子どもが得意としていますが、
ホープフルSもうまく立ち回っていますし、スタートの出方などで対応できると思います」
・この馬の良さは
「素直なところで、いい馬です」
・ファンの皆さんへ
「中2週、押せ押せのローテーションですが、元気を維持しています。競馬場にお越しいただいて、
ベストリゾートを応援していただければと思います」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI