前走
金鯱賞で1年ぶりの復帰を果たした
リアファル(栗東・
音無秀孝厩舎)。前走後は一旦放牧に出されており、次走
AJCC(1月22日・中山芝2200m)に向かうため、1月5日にノーザンファームしがらきから帰厩。1月12日には坂路4F51.2秒をマークし、今朝19日に最終追い切りを行っている。
2回目のハローが終了した時間帯に
アルティマブラッドと併走。どちらも手応えに余裕がある状態での前半だったが、ラップはかなり速い。それだけにどちらの手が先に動くか注目していたが、先に動いたのは
リアファル。追い出したことで前に出るかと思われたが、むしろ引き離されそうになるところを食い下がることに精一杯な状態。
時計は4F50.5〜3F37.0〜2F24.6〜1F12.7秒。これは
神戸新聞杯の1週前追い切りでマークしたベスト時計を0.3秒更新する数字。手応えとしては見劣ったが、自己ベストを更新するだけの動きを見せたという点は評価すべきところかも知れない。
(取材・写真:井内利彰)