1月22日(日)に中京競馬場で行われる東海S(GII)に出走予定のグレンツェント(牡4)について、加藤征弘調教師の追い切り後のコメントは以下の通り。

・前走
だいぶ競馬が上手になって、相手関係もありますが、非常に手応えよく回ってこられたと思います。

・中間の調整は
前走後はそのまま在厩させて、3週間くらい前から15−15程度の調整を始めて、先週は(5ハロン)69秒台、今週は終いを伸ばすような調整をしています。

・古馬相手にも安定していますが
みやこSが古馬相手にも善戦していますし、夏を境にまた力をつけているのかな、と思います。

・中京への遠征は
夏場も新潟への遠征、みやこSも京都への遠征をしていますし、輸送については心配していません。

・馬場状態は
できれば乾いた馬場状態が望みです。(予報では)金曜日に少し降って、土曜日に降らなさそうな時間がありますので、少しでも乾いてくれればな、と思います。

・作戦は
スタートであまりいじらないタイプの馬で、青竜Sではルメール騎手の好判断でペースが落ち着いたところで動くような形だったり、前半2・3ハロンは馬の気分なりのペースで走ったこともありました。騎手が動くような注文はつけないと思います。

・(コンビを組む)横山典弘騎手への期待は
ひとレースひとレースに入魂、気持ちを入れて乗ってもらっているので心配はしていません。

・ファンの皆さんへ
前走の師走Sは強い勝ち方をしてくれました。今回はメンバーが強くなりますが、これだけの馬を相手にどういう競馬をするか、いい競馬をしてもらいたいですし、これからどんどん強くなってもらいたいと思っています。皆さんの後押し、応援をしていただきたいと思います。

(取材：山本直)

ラジオNIKKEI