達成なるか。先週3勝の固め打ちを決めた
北村友一騎手(30)=栗東・フリー=が、節目となる
JRA通算500勝まであと“3”と迫った。本人は「特に意識することもなく、淡々とここまできました。通過点?そうですね」と相変わらずクールだが、今年は珍しく?開幕ダッシュに成功。「年明けから
ポンポンと勝てた。ペース的にはいいと思う。継続していきたい」と
モチベーションは高い。
06年のデビューから早10年が経過。昨年はコンスタントに勝ち星を積み重ねて51勝を挙げた。「気持ちにゆとりが出てきました。今までずっとやってきたことが、ようやく固まってきた」。30歳を迎えて「ブレが少なくなってきた。もちろん、もっと上を目指していますが、若い頃のようにもがきあがくことはない。リズムを崩すことなく乗れている」と力強くうなずいた。
今週は土日ともに京都で騎乗。「前走ぐらい走れれば」と期待する土曜11R
タガノエスプレッソなど、有力馬が集った。2週連続の固め打ちで一気に決めてほしい。(デイリースポーツ・松浦孝司)
提供:デイリースポーツ