「
セントポーリア賞」(29日、東京)
このままでは終わらない。名牝
ブエナビスタの初子
コロナシオンが、2カ月半ぶりの実戦で反撃を誓う。
前走の
黄菊賞は1番人気に推されるも4着。名倉助手は「かっこ悪い競馬。直線で伸びなかったのは案外だった」と話しつつ、「良血だし、変わってくると思います」と真価発揮に期待を寄せる。
「体重は変わってないけど、大きく見えるな、という印象ですね。休み明けですが、距離自体は乗り込んできました」と仕上がりに胸を張った。
新馬戦はメンバー最速となる3F33秒8の上がりで鮮烈Vを決め、素質の片りんを見せた。「半信半疑でしたが、あの勝ち方ですからね」と目を細める。今回は初東上。「相手がそろうし、輸送もクリアしてほしい。新馬戦のような脚を使ってくれれば」。15年のクラシック2冠馬
ドゥラメンテが、飛躍の足掛かりにした舞台で2勝目を挙げたい。
提供:デイリースポーツ