東京11Rの第31回
根岸ステークス(GIII、4歳以上、ダート1400m)は1番人気
カフジテイク(
福永祐一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分23秒0(良)。1馬身差2着に3番人気
ベストウォーリア、さらに2馬身1/2差で3着に4番人気
エイシンバッケンが入った。
カフジテイクは栗東・湯窪幸雄厩舎の5歳牡馬で、
父プリサイスエンド、
母テイクザケイク(母の
父スキャン)。通算成績は22戦7勝。
〜レース後のコメント〜
1着
カフジテイク(福永騎手)
「もう少し前の位置で競馬が出来れば良かったのですが、結果的にあの位置からいつもの競馬になりました。すごい脚を使ってくれましたし、コンスタントにいい脚を使えるのは分かっていますが、この形は負担が掛かるので、もう少し前でと考えていました。ですが、スタートがイマイチでしたし、行き脚もつきませんでした。そのあたりは今後修正していきたいと思います。結果を出しましたから、これで胸を張って本番に向かえます。相手も強くなり、斤量も増え、まだまだ課題もありますが、本番に向けて楽しみの方が大きいです」
(湯窪幸雄調教師)
「出遅れは想定内ですし、いつもの競馬。ゴール前は必死でしたし、1馬身も抜けるとは思いませんでした。1800mもこなしてくれていますし、今なら1600mでもと思います」
2着
ベストウォーリア(戸崎騎手)
「仕上がっていました。うまく行きましたが、斤量の差でしょうか」
3着
エイシンバッケン(岩田騎手)
「今日は直線で行くところ行くところ、前が壁になりました。力はあります」
4着
キングズガード(藤岡佑騎手)
「理想通りいいところが空いて、いい脚を使ってくれましたが、左回りだとどうしても残り200mで苦しくなり、モタれてしまいます。1400mが一番乗りやすいのは間違いないのですが...」
5着
ニシケンモノノフ(
庄野靖志調教師)
「よく頑張っています。騎手も"左回りは大丈夫"と言ってくれました。理想を言えば、馬場が軽い方がいいかもしれません」
6着
モンドクラッセ(丸山騎手)
「1400mでもいいペースで行けて良かったです」
7着
ブライトライン(石川騎手)
「すごい勢いでハミを取って行きました。前に馬を置くと冷静になってくれ、最後もジリジリと伸びています。馬がこの舞台を理解しているように思います」
8着
ラストダンサー(田辺騎手)
「重賞の壁を感じました」
10着
ラブバレット(
菅原勲調教師)
「直線で一瞬伸びてくれと思いましたが、スピードを見せてくれましたし、今日の走りは十分なものです。今日のレースを見ると1200mも良さそうですから、今後は1200mのレースを考えながらやっていきたいと思います。いい経験になりましたし、収穫の多い一戦でした」
12着
ベストマッチョ(
ルメール騎手)
「大外は難しいです。今日は頭を上げていました」
16着
ノボバカラ(柴田大騎手)
「ダー
トスタートで滑りました。申し訳ないです」
ラジオNIKKEI