スマートフォン版へ

サトノダイヤモンドローテ決定 春は国内2戦 最大目標は凱旋門賞

デイリースポーツ
  • 2017年01月31日(火) 06時00分
 サトノ軍団&池江師が、今年こそ日本競馬の悲願をかなえてみせる。16年度JRA賞授賞式が30日、都内ホテルで盛大に行われた。最優秀3歳牡馬を獲得したサトノダイヤモンド(牡4歳、栗東・池江)は最大目標に掲げる凱旋門賞・仏G1(10月1日・シャンティイ)をにらみ、春は国内2戦のローテに決まった。また、僚馬で今週のきさらぎ賞に出走するサトノアーサーも、春2冠の成績次第では渡仏する可能性が出てきた。

 サトノダイヤモンドの春のローテが正式に決定した。基本的に阪神大賞典(3月19日・阪神)、天皇賞・春(4月30日・京都)の2戦。宝塚記念は使わない公算が大きく、凱旋門賞を最大目標に置いた上でのレース選択だ。

 池江厩舎はオルフェーヴルを12、13年の凱旋門賞に挑戦させたが、ともに2着に終わった。ダイヤモンドで今度こそ、という思いは強い。昨年は日本の期待を一身に背負ったダービー馬マカヒキが14着に惨敗。アイルランドのA・オブライエン厩舎がファウンド、ハイランドリール、オーダーオブセントジョージの3頭出しで1〜3着を独占した。欧州競馬の攻略には戦略、戦術の両方が不可欠と再認識させられた形だ。

 そこでダイヤモンドのパートナーとして、3歳のサトノアーサーを帯同させる可能性が出てきた。新馬-シクラメン賞と2戦2勝の同馬は今週、きさらぎ賞に出走する。生産者のノーザンファーム関係者は「生産馬の3歳では一番かもしれない」という素質馬である。

 トレーナーは「まだ2回しか走っていないから」と前置きしながら、「登録締め切りは日本ダービーの前。きさらぎ賞皐月賞で好結果が出れば登録すると思う」と話す。もしアーサーが春2冠を制するようならカーゴ輸送の関係で、帯同候補に挙がっているサトノノブレスは行かず、2頭での挑戦になりそうだ。ダイヤモンドだけでなく、アーサーの走りからも目が離せなくなってきた。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す