2月5日(日)に京都競馬場で行われる第57回
きさらぎ賞(GIII)に登録をしている
ダンビュライト(牡3、栗東・
音無秀孝厩舎)について、追い切り後の
音無秀孝調教師のコメントは以下の通り。
(前走の
朝日杯FSを振り返って)
「大敗には納得いかないのです。素質は評価していますし、新馬の時の内容、そして
サウジアラビアロイヤルカップの時も内に少し刺さりましたが、良い走りをしてくれました。それだけに期待していたのですが、何であんなに大敗したのかなと...。それなりに反省してみますと、たぶん追い切りが緩かったというのが私の考えです。3本やったうちの1本が遅かったのです。2本目、3本目、本番ですが、そこも
ルメール騎手が乗って少し緩かったと。ですから原因はそこら辺にあるのではないかと私は思っています」
(調教過程を振り返って)
「ですから今回は追い切り3本ともしっかりとやりまして、この辺で変わってくれないかと思っています。
前回1本目は馬なりで時計を遅くしすぎたというところです。今回はそういうことをしないで最初からやっていますし、3本とも時計は出しています。緩さはたぶんないと思います。
動きだけを見ても分かりづらいのですよね。まだ伸びしろのある明け3歳で、ここからさらに秋までに成長すると思いますので、今どうこうはあまり考えていません。前走の負け方は気にした方が良いですから、その原因は探りました。可愛がっては駄目だと。
3本とも同じパートナーで
アメリカズカップとやっています。いつもどちらが先に来てもおかしくないパートナーですが、今日は2頭とも同じような脚色でした。ほぼ追い切りは互角ですよね。
しっかりやっていますので、良かったと思います」
(今回のレースに向けて)
「1800mに延びるのは逆に良い方に出ないかと思ったりもします。
1600mはやはり忙しいかなという印象です。ですから1800mに変わった方が
ダンビュライトには良いような気がします。
阪神も京都も中京も同じかなと思いますが、阪神は走りませんでしたからね。左回りは2回とも走っているので、右回り云々と言われる可能性はあります。
3戦しかしていませんから無理もないのですが、右回りで走ってくれないと
皐月賞がありますからね...。
前回のようなことはないと思っていますので、応援して下さい。お願いします」
(取材:米田元気)
ラジオNIKKEI