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プロディガルサンなど、国枝厩舎有力馬情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年02月01日(水) 18時00分
 日曜日の東京新聞杯(GIII・芝1600m)にプロディガルサン(牡4)、土曜日・京都10RのエルフィンS(3歳OP・芝1600)に桜花賞(GI)を目指すアルミレーナ(牝3)、そして土曜日・東京6Rの新馬戦(芝1800m)にはアパパネの息子モクレレ(牡3)が出走を予定している。各馬について、管理する国枝調教師のコメント。

東京新聞杯プロディガルサン
「前走の菊花賞(GI・11着)は良い感じで流れましたが、前が開いて上がって行ったら詰まってしまい、それでひと伸びができませんでした。前走後は体調を少し崩しましたので、放牧で立て直しました。帰厩後は順調に調教をこなしています。

 先週の時点である程度できていましたので、今日は終いだけサラッと行ってほしいと指示を出しました。内を回ったので時計は良かったですし、動きに関しては問題ありません。以前より精神的にも落ち着きが出て、体もしっかりしてきました。広いコースですし、新馬戦以来の東京も問題ないでしょう。これまでこちらが思う通りの実力が発揮できませんでしたが、終いの脚が生きる競馬をしてほしいです」

エルフィンSアルミレーナ
「1度使われて馬もやる気になっていましたし、前走(未勝利・1着)は思ったよりしっかりした競馬ができて、順当に勝つことができました。前走後は放牧に出てリフレッシュさせました。帰厩後は順調に来ています。

 先週の時点で気持ちも乗って動きも良かったので、今日は輸送も考慮して、オーバーワークにならないように追い切りました。軽快な動きで良い雰囲気でした。先週は蛯名騎手が騎乗しましたが、気持ちが入る馬なのでその辺をうまくコントロールして気持ちを高めないようにという話をしました。もう少しフックラしてほしいとも思いますが、良い意味で変わりはありません。長距離輸送は大丈夫だと思いますので、あとは良い馬場で競馬をさせたいです。ここで良い競馬をして桜花賞に臨みたいですね」

■新馬戦のモクレレ
「昨年秋に入厩していた頃よりも、馬がしっかりしてきましたし、心身ともに成長しています。馬場もハッキング(軽めのキャンター)で回れるようになりました。放牧から戻って来てからはスムーズに調整ができていますし、今日も坂路でやりましたが、レースに向けて順調に来ていますよ」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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