「きさらぎ賞・Ｇ３」（５日、京都）

　朝日杯ＦＳ９着からの反撃を期すアメリカズカップは１日、栗東坂路でダンビュライトと併せ馬。力強い脚さばきで４Ｆ５１秒３-３７秒７-１２秒５を計時し、併入でフィニッシュ。手綱を取った松若は「先週より良くなっている。行きっぷりも良くなって、パワーアップしている印象です」と声を弾ませた。

　重賞初挑戦となった前走ではスタートで後手に回った。「出遅れ気味でポジションを取りに行った分、最後は甘くなった」と敗因を分析。「距離が延びた方が競馬がしやすそう。長くしぶとい脚を使ってくれるので、今回は前々で競馬をしたい」。新馬戦からコンビを組む主戦は、積極策を描きながら逆襲に燃えていた。

提供：デイリースポーツ