真っ白な馬体がトレセンの視線を独り占めだ。高木助手が「乗っていてすごく目立っているのを感じます」と話す
カスタディーヴァ(牝3歳、父ハイシャパラル、母ジ
オペラハウス、美浦・田村、写真)は、南半球産の白毛馬。先週ゲート試験に合格し、デビューに向けて着々と態勢を整えている。
1日には美浦坂路で4F55秒5-13秒4をマーク。アクションの大きな走りで
ピジョンレッド(3歳未勝利)に併入した。田村師は「初追い切りでこれだけ動ければ十分。いいモノを持っているよ」と笑顔を浮かべる。9月25日の遅生まれで、日本産に当てはめればまだ2歳8月の段階か。「まだ弱い面が残るのは仕方ない。それでも走りそうなムードがある」と好感触を伝えた。
先日、同じ白毛の
アイドルホース・
ブチコが引退。「将来的にそういうスターになれたらいいね」と指揮官の期待は大きい。現時点では2月末から始まる中山開催、もしくは春の東京開催でデビュー戦を迎えるとのことだ。(デイリースポーツ・刀根善郎)
提供:デイリースポーツ