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きさらぎ賞・G3」(5日、京都)
巻き返しに向け、態勢は整った。
ダンビュライトは1日、栗東坂路で、同じレースに出走する
アメリカズカップとの併せ馬。序盤から競い合うように加速したが、最後まで脚さばきは軽快。全身をバネのように使って、4F51秒4-37秒8-12秒6の自己ベストで併入した。
音無師は「順調ですよ。ずっと2頭で併せ馬をしてきて、3本とも時計も出ているしね」と満足感を漂わせる。前走の
朝日杯FSは13着と、キャリア3戦目で初の大敗を喫したが、「追い切りが弱かったんじゃないかな。今回はしっかりとやってきたよ」と調教を強化し、3週連続で4F51秒台をマーク。併せ馬では、体重の軽い松若が騎乗した僚馬と互角の動きを披露するなど、十分な負荷はかけられている。
初の9F戦にも「いいんじゃないかな。長くした方がいい面が出るかも。前走は消化不良だったからね」と反撃を期待。昨年
サトノダイヤモンドを勝利に導いた名手・ルメールの手綱で、重賞タイトルをつかみ取る。
提供:デイリースポーツ