2日、都内にて『NAR
グランプリ2016』の表彰式が開催され、優秀女性騎手賞を受賞した
木之前葵騎手や特別賞を受賞した
宮下瞳騎手らが表彰された。
2016年は
カツゲキキトキトで初重賞制覇(
新春ペガサスカップ)を達成した
木之前葵騎手(愛知)が2年連続で優秀女性騎手賞を受賞。
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木之前葵騎手(愛知・優秀女性騎手賞)
「2年連続でこの賞を頂けて本当に嬉しいです。(初重賞制覇は)
カツゲキキトキトは能力が抜けているので、先輩に『普通に乗れば勝てるよ』と言われていたんですが、重賞ということでやはり緊張しました(笑)。(今年の目標は?)園田で重賞を勝たせていただいて、今年はとても幸先のいいスタートを切れたんですが、まだまだ先輩たちに怒られることも多いので…まずは普段から完璧にレースに乗れるようにしたいです」
2011年に一度引退したものの、昨年現役復帰を果たした
宮下瞳騎手(愛知)が特別賞を受賞。
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宮下瞳騎手(愛知・特別賞)
「(出産を経ての現役復帰に)まさかこのような賞を頂けるとは思わなかったので、この場にいれることが本当に嬉しいです。(復帰するにあたり)脂肪を筋肉に戻すこと、減量はやはり大変でした。(復帰1勝目については)息子たちに勝つところを見せられてよかったです。息子たちも大きな声で『おめでとう!』と言ってくれました。(今年の目標は)騎手としては、700勝を今年中に達成したいです。母としては、子供と一緒にいる時間は寂しい思いをさせないようにたくさん遊んであげようと思います。旦那さんともこれからもお互い支え合っていければいいなと思います」