「
エルフィンS」(4日、京都)
厩舎ゆかりの良血馬が、出世レースに挑む。異父姉に昨年の
最優秀3歳牝馬シンハライトがいる
ミリッサが、デビュー2戦目を迎える。1日の最終リハは、栗東坂路で4F52秒3の自己ベストできっちり僚馬に併入。仕上がりも上々だ。
騎乗した荻野要助手は「順調だし、力は出せるはず。上を目指して走ってほしい馬。ここは落としたくない」と力が入る。新馬戦時は414キロと小柄な馬だが、担当の大井助手は「追い切り当日は少しカイバを残したが、それまでは食べている。追い切り後で前走と同じ体重。小さな馬だし、今はこれでいい。初戦はあまりやってなかったけど、今回はやることはやってきたしね」と納得の表情だ。
手綱を取るルメールも「新馬戦は強かった。フットワークがめちゃくちゃ速い。クラスが上がるけど、ポテンシャルはある」と楽しみにする。過去の勝ち馬に
ウオッカや
レッドディザイアなどがいる名牝への登竜門を突破し、一気にG1獲りの階段を駆け上がる。
提供:デイリースポーツ