ゴールドシップ、
イスラボニータ、
リアルスティール、
ディーマジェスティと近5年の勝ち馬の内4頭が後にGIを制しており、2着馬にも
ドゥラメンテや
ディープブリランテといったビッグネームがいる出世レース。今年もここからスターホースが現れるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■2/12(日)
共同通信杯(3歳・GIII・東京芝1800m)
スワーヴリチャード(牡3、栗東・
庄野靖志厩舎)は昨秋の東京スポーツ杯2歳Sでクビ差の2着。ゴール寸前で勝ち馬に交わされはしたが、上がりタイムは本馬の方が上だった。ここまでの3戦全てで出遅れているように、スタートに課題はあるものの、それを補って余りある末脚は魅力。今回もその爆発に期待したい。
ムーヴザワールド(牡3、栗東・石坂正厩舎)は1番人気に支持された東京スポーツ杯2歳Sで3着だったが、勝った
ブレスジャーニーや、2着の
スワーヴリチャードとは僅差で、力は互角と言っていいだろう。賞金を積めなければ今後が苦しくなるだけに、ここは是が非でも勝ちにくるはず。
その他、素質は互角の良血馬
エアウィンザー(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)、
シンザン記念2着の
タイセイスターリー(牡3、栗東・
矢作芳人厩舎)、本レースと同条件の未勝利戦を圧勝している
ヴェルラヴニール(牡3、美浦・
加藤征弘厩舎)なども重賞制覇を狙う。発走は15時45分。