スマートフォン版へ

【フェブラリーS】カフジテイク混戦斬り 異次元の末脚でG1初V決める

デイリースポーツ
  • 2017年02月14日(火) 06時05分
フェブラリーS・G1」(19日、東京)

 自慢の豪脚でG1初Vを決める。データ班のイチ推しはカフジテイク。唯一、Vデータをクリアしただけでなく、牡5歳の関西馬、さらに東京ダートは〈3010〉とめっぽう強い。昨年のモーニンに続き、根岸Sからの連勝を決めるとみた。

 破壊力はNo.1だ。根岸Sで重賞初制覇を果たしたカフジテイク。4角15番手から、直線は目の覚めるような切れ味で突き抜けた。上がり3F34秒5はもちろんメンバー最速。レースのそれを1秒6も上回る、1頭だけ次元の違う末脚だった。

 勝たなければ、賞金不足のためG1参戦の望みが絶たれる。そんな重要なレースで、テン乗りながら持ち味を引き出した福永は「直線まで我慢したけど、いい決め手だった。すごかった」と舌を巻いた。湯窪師も「東京が合うのかも。外を回る方がいいし、せかすと良くない。後ろからの競馬がうまくハマりだした」と笑顔。東京は4戦3勝、3着1回。直線の長いコースが脚質にフィットしている。

 距離が1F延びる東京のマイル戦は3走前の武蔵野Sで3着。逃げ馬が押し切るレコード決着のなか、メンバー最速の上がり3F34秒2で追い込んだ。さらに距離の長いチャンピオンズCでも4着と健闘している。指揮官は「チャンピオンズCは千八がどうかなと思ったけど、よく走った。距離に融通が利くことが分かったからね。ペースが速くなってほしい」と持ち味の生きる展開を期待する。

 根岸Sの翌週、サンデーモーニング(TBS系列)でその勝ちっぷりが取り上げられ、ご意見番の張本勲氏から“あっぱれ!”を進呈された。トレーナーは「日曜はレースで番組を見ることができなかったんですよ」と笑う。福永の落馬負傷で鞍上は代わるが、切れ味は不変。狙うはダート王の座。G1でもVゴールを突き差してみせる。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す