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混戦ムード漂うダート頂上決戦/フェブラリーSの見どころ

  • 2017年02月14日(火) 10時01分
 絶対的な主役がおらず、混戦ムードが漂う今年のフェブラリーS。2017年最初のJRA・GIを制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■2/19(日) フェブラリーS(4歳上・GI・東京ダ1600m)

 ベストウォーリア(牡7、栗東・石坂正厩舎)は前哨戦の根岸Sカフジテイクの末脚に屈したが、相手とは2キロの斤量差があったことを考えると、評価を落とす必要はないだろう。昨年は休み明けで挑んで4着だったが、今年は一叩きして万全の態勢。4度目の挑戦で勝利を掴むことができるか。

 カフジテイク(牡5、栗東・湯窪幸雄厩舎)は根岸Sを制して優先出走権を獲得。直線に入ったところでは最後方にいたが、そこから豪快に突き抜けて見せた。これまで1600m以上の勝ち鞍はないものの、武蔵野SチャンピオンズCでの追い込みぶりを見るに、距離は問題ないと考えていいだろう。GIのここでも大いに期待したい。

 コパノリッキー(牡7、栗東・村山明厩舎)は2014、15年の本レースを連覇。ここ3戦は5、13、5着と精彩を欠いているが、その前は3連続でGIを圧勝していただけに、自分の競馬ができるかどうかがカギと言えるだろう。武豊騎手とのコンビ復活で3度目のVなるか。

 その他、本レース初参戦も能力上位のサウンドトゥルー(セ7、美浦・高木登厩舎)、鞍上にR.ムーア騎手を迎えた昨年の覇者モーニン(牡5、栗東・石坂正厩舎)、得意条件で巻き返しを期すゴールドドリーム(牡4、栗東・平田修厩舎)、昨年の2着馬ノンコノユメ(セ5、美浦・加藤征弘厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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