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ノンコノユメ加藤征師「ルメール騎手を信じて」/フェブラリーS共同会見

  • 2017年02月15日(水) 19時00分
 昨年の2着馬ノンコノユメ(セン5・美浦・加藤征弘)がウッドチップコースで追い切り、管理する加藤調教師が共同記者会見に臨んだ。

(前走の東京大賞典4着を振り返って)
「好位で上手に追走して回っていたのですけど、途中から急にペースが速くなりました。前の3頭も止まらなかったので、直線を向いて若干遅れは取りましたけど、あの馬なりにしっかり伸びていたと思います」

(これまでにない位置取りだったが?)
「超がつくくらいのスローペースだったので、位置取りというよりは、自分のペースで走れていたと思います」

(中間の馬の様子は?)
「気持ちを静めて馬体の回復にも努めなければなりませんので、2週間ほど近場のムラセファームに短期放牧に出しまして、1か月ほど前に帰厩してきました」

(ここまでの調整過程は?)
「先週、先々週としっかり6ハロンから負荷もかけられているので、今週はそんなに強い負荷をかけませんでしたが、状態自体はかなり上がってきていると思います」

(今日の最終追い切りについて)
「2週続けて強い負荷をかけていますし、精神的なストレスを当該週にあまりかけて良いタイプではないので、この馬を先頭に走らせました。他馬が並びかけるなどそういうことは意識せずに、自分のペースで伸び伸びと走らせることを念頭に置いてやりました」

(3頭の先頭を走って、最後までその先頭を守ったままのゴールだったが?)
「調教ではあまり動くタイプではないので、そんなに派手に活発には見えませんけど、あの馬なりの動きはできていたと思います」

(現在の状態は?)
「去勢の後もレースを何戦か重ねて、状態は少しずつ上がってきていると思います」

(去勢した効果は?)
「気持ち的にそんなに穏やかになったという感じはしないのですが、牝馬に対しての馬っ気はだいぶ軽減されて、ほとんどなくなりました」

(復帰初戦は馬体重が減っていたが、徐々に戻っている?)
「先週、先々週と6ハロンから強い負荷をかけても、450キロは切っていません。当日輸送減りさえしなければ、450キロを超えるくらいの体重で出られるのではないかと思います」

(昨年2着のこのレース、改めてこの舞台について)
「この距離とワンターンのコース形態も含めて、この馬にとっては走りやすいコースだと思っています」

(レースの形、位置取りについて)
「それはルメールジョッキーに信じてくれと言われていますので、彼を信じて乗ってもらうつもりです」

(当日輸送については?)
「去勢する前のかしわ記念の時あたりから、当日輸送でかなり馬体を減らすような傾向になっています。今回は水曜日追い切りにして金曜日に東京競馬場に運んで、土曜日に馬場入りをする予定です。それが今回のノンコノユメにはベストなのではないかと思っています」

(このレースに向けての見通しを)
「今回は状態も、去勢が明けてかなり上がってきていますので、この馬の力を見せて今年は結果を出したいなと思っています」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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