2003年の
フェブラリーステークスを優勝するなどGIを4勝し、現役引退後は種牡馬として社台スタリオン
ステーションに繋養されていた
ゴールドアリュールが18日、心臓疾患により死亡した。18歳だった。
社台スタリオン
ステーション(事務局) 三輪圭祐氏のコメント
「ちょうど
ゴールドアリュールが亡くなる直前に、京都4Rで産駒の
アスターゴールドが勝利したので、
ゴールドアリュールの懸命に生きようとしている気力が後押ししてくれたんじゃないかと、スタッフ同士で話しました。明日の
フェブラリーステークスに出走予定の
ゴールドドリームと
コパノリッキー、そして
ヒヤシンスステークスに出走予定の
エピカリスのことも後押ししてくれればと思っています。
現役時代も種牡馬になってからも、ダート界でトップを走ってきた馬で、
スマートファルコンや
エスポワールシチーといった後継種牡馬を残してくれました。今後は現役馬も含め、
ゴールドアリュールの血を繋いでいってほしいと思います。
また、
ゴールドアリュールは種牡馬らしい我の強い性格でプライドも高く、現在、当牧場の柱となっているスタッフたちが若い頃には、苦労しながら種牡馬の扱い方をこの馬から学んだようです。そういう意味で、人を育ててくれた馬でもありました。ご冥福をお祈りいたします」
(
JRAからのリリースによる)
ラジオNIKKEI