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弥生賞・G2」(3月5日、中山)
京都2歳S覇者
カデナは22日、栗東坂路でビシッと追われ、4F53秒4-38秒4-12秒6をマークした。見届けた中竹師は「動きは良かった。脚が伸びて、胴回りもひと回り大きくなって成長しているね」と目尻を下げる。
白倉助手も「思った通りのキビキビとした動きで、放牧前のいつも通りの動きでした。体も大きくなっていて“幅があるな”と感じました。背も伸びて男らしく筋肉がついてきた」と目下の著しい成長ぶりを実感する。
デビュー戦からここまで2・1・2・1着。特筆すべきは、その4戦全てでメンバー最速の上がりをマークしている点だ。「強烈な切れがセールスポイント」と同助手は頼もしげに語った。ここをモノにすれば、本番に向けての期待が一層膨らむ。「クラシックで楽しみな馬は(今回は)そんなに出てこない。しっかり調教を積んでいきたい」。前哨戦に向け、視界は良好だ。
提供:デイリースポーツ