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【阪急杯】シュウジ短距離王仕様!須貝師も納得「動きに迫力出てきた」

デイリースポーツ
  • 2017年02月23日(木) 06時03分
阪急杯・G3」(26日、阪神)

 暮れの阪神Cで久々のVを果たしたシュウジが22日、栗東坂路で最終デモを披露した。1週前の段階で既に仕上がっていたとあって余力を残しつつだったが、あっさりと4F51秒4の好時計をマーク。出来の良さをアピールした。ここも難なくクリアし、大舞台へと弾みをつけたい。

 栗東坂路で比較的ソフトに追われたシュウジ。道中は行きたがることはなく、それでいてしっかりとした脚取りで4F51秒4。ラストは1F12秒3でまとめ、改めて状態の良さを示した。

 先週15日の栗東坂路で4F49秒8の一番時計をマーク。その時点で既に態勢は整っている。「今週は息を整える程度、ですよ」と青写真通りの追い切りだったことを強調した須貝師。「成長しているね。動きに迫力が出てきた」と納得の笑みを浮かべた。

 無傷3連勝で小倉2歳Sを勝ちながらも、その後のデイリー杯2歳S、函館SS、キーンランドCはいずれも2着。勝てないもどかしさを味わってきた。前走の阪神Cはこれまでうっぷんを拭い去るだけではなく、6F専門ではないことを実証する勝利だった。

「1400メートルであの競馬を見せてくれましたから。その後はレース間隔をあけて順調な調整ができています。馬体は10キロほど増えての出走になりそうですが、それでも中間はこれだけの動きを見せてくれた。あとはジョッキーに任せるだけです」と指揮官は力強く締めくくった。

 あくまでも春の大目標は高松宮記念だが、ここでふがいない走りは見せられない。重賞連勝で、スプリント戦線の主役へ堂々と躍り出る構えだ。

提供:デイリースポーツ

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