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1992年の2冠馬ミホノブルボンが老衰で死亡 28歳

  • 2017年02月24日(金) 17時00分
 1992年の皐月賞日本ダービーを制したミホノブルボンが、22日に老衰のため死亡していたことがわかった。28歳だった。

 同馬は父マグニテュード母カツミエコーという血統で、1991年に栗東の戸山為夫厩舎に入厩した。当初は評価が低かったものの、当時最新の施設だった坂路コースで徹底的に鍛え上げられ、デビュー前から古馬を上回るタイムを連発。「坂路の申し子」と呼ばれ、新馬戦こそ出遅れての差し切りだったが、以後はスピードの違いにものを言わせた先行押し切りで、朝日杯3歳S(当時)、皐月賞日本ダービーと3つのGIを含む無傷の6連勝を飾った。

 秋は初戦の京都新聞杯を制し、距離不安が囁かれつつも菊花賞で無敗の3冠制覇に挑戦。生粋のステイヤー・ライスシャワーの前に敗れ3冠達成はならなかったが、2着は確保して92年の年度代表馬および最優秀4歳牡馬に選出された。

 以後は度重なる故障でレースに出走することなく94年に引退。種牡馬入りしたが、JRAの重賞を勝つ産駒は送り出せず、現在は北海道日高町のスマイルファームで余生を送っていた。

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