「
弥生賞・G2」(3月5日、中山)
勝ち馬に02年
皐月賞馬
ノーリーズンや、12年NHKマイルC覇者
カレンブラックヒルが名を連ねる
こぶし賞。今年の勝ち馬
マイスタイルが、勢いに乗ってクラシック前哨戦へと挑む。
その
こぶし賞は、道中3番手を追走。直線で外から2着馬に迫られたものの、もうひと伸びして半馬身差のVを決めた。結果とは裏腹に、昆師のトーンは「内容は少し不満だったね。まだ良化途上だし、いい経験になれば…」と低めだったが、これも期待の表れとみていいだろう。中間の気配について、堂本助手は「疲れもなく元気がいい。まだまだ成長途上だけど、実が入ってきました」と明るい表情を浮かべた。
今回は初の中山コースに加え、距離も未経験の2000メートル。「中山も距離も心配していない。競馬の上手な馬だからね」とトレーナーはうなずく。今回は横山典との初コンビとなるが、テン乗りの浜中で制した前走が示す通り、乗り難しさのないタイプ。鞍上が代わっても、馬名の通り“
マイスタイル”で本番への権利をモノにする。
提供:デイリースポーツ