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【チューリップ賞】栗東レポート〜ミリッサ

ラジオNIKKEI
  • 2017年03月01日(水) 14時28分
3月4日(土)に阪神競馬場で行われる第24回チューリップ賞(GIII)に登録をしているミリッサ(牝3、栗東・石坂正厩舎)について、追い切り後の福永祐一騎手のコメントは以下の通り。

(デビューからの2戦を見た印象は?)
「デビュー戦で私は3着馬に乗っていました。外からミリッサがまくるような形で来たのですが、この馬はただ者ではないなと思いました。その時からとても注目して見ていましたし、機会があれば乗せてもらえたら良いなという思いでした」

(追い切りに跨がった感触は?)
「期待以上に良い馬でした。素晴らしい馬でした。
 小柄な馬は若干切れる馬が多く、硬さを持った馬も多いのですが、あの馬はもちろん切れそうなバネを持っていますし、かつ柔らかい筋肉を持っている馬でした。自分が思っていた以上に乗った感触は良かったです。好みの馬ではありますね。
 先行馬を追いかける形で、あまり全体の時計で負荷をかける形ではなく、強めぐらいのイメージで最後に伸ばすという感じでした。時計面、動き、内容ともに非常に良かったと思います。
 追ってからの反応も良いですし、素晴らしい伸びはしていましたが、その伸び方の質も確認できました。最終追い切りに乗れて良かったです」

(今回のレースに向けて)
「(コースは)ピッタリではないかと思います。
 非常に強い相手が揃っていますので、桜花賞に出走するためにはこの中で最低でも3着以内に入らなくてはいけませんが、簡単なレースではないと思います。ただ、この馬も使ってきていますので、そのアドバンテージはあると思います。追い切り自体は目立った時計をまだ出せていませんが、小柄な馬ですから、仕上がり面に関しては、本番のレースで動けないというものではなかったですし、良い状態で出走できると思います。あとは、少し気が勝っているというか、気難しい一面もまだありますので、レースで出さないように上手く最後の直線まで折り合いをつけて行けるかどうかが一つのポイントだと思います。折り合いをつける位置取りもペースによってはポイントになると思います。ゲートを出てからですが、良いリズムで最後の直線まで行けるように乗っていきたいです。
 私の経験上、ああいうタイプの馬はカッとなりやすい面もあると思いますので、跨がった瞬間からゲートに入るまでも非常に重要だと思います。上手くコンタクトを取って良い状態でスタートできればと思っています。
 非常に高いポテンシャルを持っている馬で、まだキャリアは浅いですが、良い瞬発力を持っています。上手くその脚を引き出せる騎乗ができればと思っています。応援よろしくお願いします」

(取材:米田元気)

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