「
エンプレス杯・Jpn2」(1日、川崎)
単勝1・8倍の断然の1番人気に支持された
ワンミリオンスが、先行策から直線で力強く抜け出して快勝。前走の
TCK女王盃(大井)に続き交流重賞V2を決めた。4番人気の
リンダリンダが直線で盛り返して2着に入り、6番人気の
ヴィータアレグリアが3着だった。
圧倒的な1番人気の支持に応えて、
ワンミリオンスが危なげない勝ちっぷりで重賞V2を達成した。最初は
リンダリンダが主導権を握ったが、1周目のスタンド前で中団から
ヴィータアレグリアが一気に前に出てハナを奪う。ここで
ワンミリオンスもすかさず2番手のポジションに上がり、最後の直線に入ると力強く抜け出して後続に2馬身差をつけてフィニッシュした。
「自信を持って乗りましたが、競馬がとても上手な馬。センスがあって乗りやすい。距離も大丈夫でした」と、コンビを組んでから3連勝となった戸崎圭もパートナーの走りを絶賛する。次走は
マリーンカップ(4月12日・船橋)が有力。見届けた小崎師は「今後も牝馬重賞に挑戦し、最終的な目標はJBCレディスクラシック(11月3日・大井)です」と秋へ向けてさらなる飛躍を確信。ダートの女王を目指して、ますます成長した姿が見られそうだ。
提供:デイリースポーツ