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ルージュバックなど、金鯱賞厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年03月08日(水) 19時30分
 中京競馬場で行われるGII戦の金鯱賞(芝2000m)。美浦から出走する各馬について、最終追い切り後に各調教師に話を聞いた。

ルージュバック(牝5・美浦・大竹正博)について、大竹調教師。
「時計自体はこれまでとは変わりませんが、この中間はこれまでとは乗り込み量が違いますし、中身の濃い調整をしています。放牧先から絞り込んでいくイメージで調整を進め、こちらに戻ってきてからも同じような感じでやっています。飼い葉食いは旺盛とまではいきませんが、落ちることなくしっかりと食べられています。

 去年、一昨年はこの時期冬毛が伸びていましたが、今回は冬毛も伸びていませんし、だいぶ古馬らしくなってきました。今日(3/8)の最終追い切りは、休み明けとしては反応も良かったですね。今回はワンターンの東京2000mと違うコース形態になることと、輸送がどう出るかが鍵となりそうです」

プロディガルサン(牡4・美浦・国枝栄)について、国枝調教師。
「やればいくらでも動く馬ですし、先週までは併せ馬でやっているので、今日はウッドチップコースで単走でサラッと追い切りました。問題ない動きで、前走(東京新聞杯・GIII・2着)と状態も変わらないですね。大きく体を減らすことはないでしょうし、前走と同じくらいの馬体重で出られればと思います。輸送して環境が変わると、気持ちが少し入る面があるので、当日落ち着いていてほしいですね。中京コースは広くて競馬がしやすいでしょうし、良いレースをしてほしいですね」

ヌーヴォレコルト(牝6・美浦・斎藤誠)について、斎藤調教師。
「前走の中山記念(GII・7着)は、反応ができずにレース振りが良くなかったですね。アメリカのブリーダーズCの時も休み明けで反応が悪かったですし、年齢的なものなのか1回使わないと良くなってこない感じがありますね。今日(3/8)の追い切りは前回よりも切れは良くて、フットワークも素軽く、気持ちの面も良かったと思います。ここは予定通りの中1週ですし、やはり1度叩いて変わってくれています。

 金鯱賞は左回りですし、現状ではズブさが感じられますので、中山牝馬Sの1800mよりは2000mの方が競馬がしやすいと思います。また中山牝馬Sはハンデを背負いますし、前がゴチャつきそうなので、54キロの斤量で出られる金鯱賞を選択しました。今回は相手は強いですけど、この子も強いですからね。メンバーが揃っている分、ペースもそれなりに流れてくれるでしょう」

ルミナスウォリアー(牡6・美浦・和田正一郎)について、和田調教師。
「今日の追い切りは、前に馬を置いて最後は併入しました。前をしっかりと追いかけるという気持ちもありましたし、最後ピッタリと併せて良い追い切りができました。走りも良かったですね。以前よりだいぶ馬がしっかりしてきて、身も入りました。その分、力もつけてきたと思います。中山よりも中京の方が競馬がしやすいでしょうし、あとはどんな競馬をしてくれるかですね」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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