昨年11月、12月と2連勝したカラクレナイは3ヶ月ぶりの実戦がフィリーズレビューとなる。今朝の調教後の関係者へのインタビューの内容は以下の通り。

●カラクレナイ(松下武士調教師)

◎12月の万両賞を振り返ってください。
　新馬戦、未勝利戦と違ってゲートをスッと出て、道中は行きたがる面は見せましたがすぐに治まって、最後はいい脚でしっかり伸びてくれて快勝だったと思います。

◎その後、3ヶ月の休養がありましたが、どんな調整だったのでしょう？
　このレースを目標に放牧に出して1ヶ月前ぐらいに戻ってきました。

◎先週の調整はいかがでしたか？
　デムーロ騎手に乗ってもらって、しっかり追ってもらいました。

◎今週の調教の内容を教えてください。
　先週しっかりやっていますので、反応を確認する程度でしたが、とてもいい感じでした。

◎今回は万両賞と同じ阪神1400メートルですが、あらためて適性はどうお考えでしょう？
　前回勝っているコースですし、距離もこの距離で2回勝っていますので合っていると思います。

◎昨年10月のデビューから4戦目となりますが、これまでに感じている強みは何でしょう？
　最後にしっかり脚を使ってくれますので、それが一番の強みだと思います。

◎明けて3歳になって成長を感じる点はありますか？
　馬体はあまり変わっていませんが、精神面は少しずつしっかりしてきていると思います。

◎今回はどんなレースを望んでいますか？
　ゲートの出方次第で、この馬のリズムで進められればと思います。

◎レースへ向けて一言お願いします。
　3着以内に来ないと桜花賞に出られないと思いますので、桜花賞の権利はしっかり取りたいと思います。


(取材：佐藤泉)


　

ラジオNIKKEI