12日(日)中山競馬場で行われる
中山牝馬ステークス(GIII)に出走予定の
ビッシュ(牝4 美浦・
鹿戸雄一厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
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ビッシュについて
鹿戸雄一調教師
「(前走の
ジャパンカップについて)相手が強かったですね。状態としては特に問題なく、いい感じで出走はできたのですが、スローペースにもなりましたし、彼女には少しきつい競馬だったかもしれません。レース後はすぐに放牧に出て、順調に乗り込んでもらいました。3週間前にトレセンに入り、予定通りメニューをこなしています。ふっくらして帰ってきて、落ち着きもありましたし、いい状態で帰ってきたと思います。
(最終追い切りについて)最初は内を回って、最後併せるときに外に出して、きっちり併せてくれと指示しました。思ったより時計が速く、体調がいいのかなと思います。体重自体はそれほど変わりませんが、飼い葉を食べていますし、元気もいいのでいい状態でレースに出せると思います。4歳になり、見た目は変わりませんが調教ではフットワークが良くなってきた感じがします。
(今回のコースについて)牝馬同士のレースですし、中山は相性がいいようですから、頑張ってもらいたいです。ハンデは思ったより背負わされたという感じはありますが、仕方のないところです。上手にスタートを切って、うまく流れに乗って欲しいと思っています」
(取材:小塚歩)
ラジオNIKKEI