「
金鯱賞・G2」(11日、中京)
昨年暮れに続く、
金鯱賞“変則連覇”へ向けて8日、
ヤマカツエースが栗東CWで躍動した。朝一番に主戦の池添を背にして、スムーズにペースアップ。最後は馬なりで12秒3のタイム。「休み明けになりますが、動きは悪くないですよ」と池添はうなずく。
昨年12月の
金鯱賞は、上がり3F33秒1の末脚で差し切り勝ち。続く
有馬記念でも後方から差を詰めて4着。休み明けで、17年初戦を迎えるが「リフレッシュさせて、体が大きくなって戻ってきた。馬にも自信がついたんでしょうね」と充実期にあるエースに池添兼師は目を細めた。
金鯱賞は、施行が春へ移行し、勝ち馬に
大阪杯への優先出走権が与えられる。「この春の目標は
大阪杯に定めている。連覇?できたらいいね」と指揮官。
ヤマカツエースが再度、桶狭間で最高の走りを見せる。
提供:デイリースポーツ