14日、
高知競馬場(晴・重)で行われたダート
グレード競走の第19回
黒船賞(JPNIII・4歳以上・ダート1400m・1着賞金2100万円)は、地元・高知から3頭、中央から5頭、他地区から4頭の合わせて12頭が出走した。
レースは、スタートから
ニシケンモノノフ、
グレイスフルリープ、そして
ブラゾンドゥリスと
JRA勢が先行し、4番手に兵庫の
トウケイタイガーが続いた。向正面に入ると、
JRAの
ニシケンモノノフがハナに立ち、2番手に
グレイスフルリープ、3番手の外に
ブラゾンドゥリス、4番手の内に
トウケイタイガーの順で縦長の隊列に。そして、3コーナー過ぎからは、
ニシケンモノノフ、
グレイスフルリープ、
ブラゾンドゥリス、
ドリームバレンチノと
JRA勢が4頭広がり、直後5番手に
キングズガードの順。
最後の直線では、
ブラゾンドゥリスが
グレイスフルリープとの競り合いを制し、先頭に立ち、内から追い込んできた
キングズガードを振り切って1分28秒2の時計で重賞初制覇を飾った。勝利騎手は
JRAの
内田博幸。
キングズガードが
グレイスフルリープを交わして2着に入り、
グレイスフルリープが3着に続いた。以下、
ドリームバレンチノ、
ニシケンモノノフと上位は
JRA勢が占めた。
勝った
ブラゾンドゥリスは、
父ノボジャック、
母ブライアンズソノ(
その父マヤノトップガン)という血統の牡5歳鹿毛馬。
JRA美浦・
尾形和幸調教師の管理馬。ダート
グレード競走は初参戦で、重賞初制覇となった。通算成績は18戦7勝(地方1戦1勝)。
ラジオNIKKEI