☆3月19日(日曜日)阪神競馬場で行われる第65回
阪神大賞典(芝3000m サラ4歳上,オープン GII)に出走を予定している
サトノダイヤモンドについて追い切り後、関係者のコメントは以下の通り。
◎
サトノダイヤモンドについて、
池江泰寿調教師
・
菊花賞は同世代のラ
イバル達を突き放すようなレース、古馬との対戦になった
有馬記念では2kgの恩恵はあったものの、自分から勝ちにいってねじ伏せるようなレース。過去歴史的な名馬しか3歳で
有馬記念を勝っていないわけですから、この馬にもそういった資質があるのではと思っています。
・
神戸新聞杯では急仕上げ、やっと勝ったというところがあって、それまで一番強かった
きさらぎ賞の1800mから2000mぐらいがと思い、距離面では手探りの部分がありましたが思った以上にステイヤーとしての資質が高いことも確認できました。
・よくオルフェーブルとの比較を聞かれますが、
サトノダイヤモンドは折り合いと自在性でオルフェーブルを上回ります。しかしオルフェーブルはそれを凌ぐ大きな爆発力がありましたからね、
サトノダイヤモンドは今後筋力をつけて爆発力を高めることが課題でしょう。3歳時より今は幅も出ていますよ。
・追い切りは先週先々週とハードに消化、特に先週はシャープな動きを見せていました。ですから今週は半マイル、馬ナリで微調整、息を整える程度でした。レースに向け身体も引き締まって予定通りにきています。
・春は
阪神大賞典と
天皇賞(春)で
宝塚記念は様子を見てという流れです。このレースは秋の大目標の
凱旋門賞に向けての大切な始動戦、深くて重いヨーロッパの芝2400mに対応するには日本の軽い馬場なら3000mを走れる力が無いと戦えませんからね。
・この馬らしい強いレースでファンの皆さんに良かったと思えるレースになってもらいたいですね。
取材:檜川彰人.
ラジオNIKKEI