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【ダイオライト記念】(船橋)〜クリソライトが6馬身差の圧勝で3連覇達成

ラジオNIKKEI
  • 2017年03月15日(水) 20時51分
15日(水)、船橋競馬場(曇 重)ではダートグレード競走・第62回ダイオライト記念(JpnII ダート2400m)が行われ、1番人気に推されたJRAクリソライトが圧勝、このレース3連覇を達成した。

マイネルトゥランが逃げ、1周目ホームストレッチでクリソライトが2番手に上がりマークする。直後にマイネルバイカグレナディアーズが続き、ユーロビートケイリンボスキープインタッチが中団。ウマノジョーは後方。2周目3コーナーでマイネルトゥランをかわしたクリソライトが先頭に立つと、後は全く危なげなくリードを広げ、6馬身差の圧勝でダイオライト記念3連覇達成となった。

勝ちタイム2分37秒8、勝利騎手はJRA武豊

2着は4番人気ユーロビート、5馬身差の3着に7番人気ウマノジョーと大井・渡辺和雄厩舎の2頭が上位入線。2番人気マイネルトゥランは7着、3番人気グレナディアーズは4着だった。

クリソライト父ゴールドアリュール母クリソプレーズ(母の父エルコンドルパサー)、牡7歳鹿毛馬。JRA栗東・音無秀孝厩舎の管理馬。通算成績は33戦9勝、ダートグレード競走は5勝目。ダイオライト記念は一昨年、昨年に続く3連覇となった。武豊騎手ダイオライト記念4勝目で、きょう3月15日は48回目の誕生日。自ら誕生日を祝う勝利となった。

<レース後の関係者のコメント>

1着 クリソライト 武豊騎手
「非常に強かったです。状態の良さが伝わってきました。(今日は自身の誕生日で)ありがとうございます。この馬はここが好きなのか、船橋はいつも走ってくれますね。安心して乗れました」

音無秀孝調教師
「船橋へは何度も来て慣れているのか、落ち着いていました。去年同様、ジョッキーに全て任せましたが、行く馬がいて下げる形で、よかったと思います。この秋は韓国を目指そうと思いますがまだ模索中です。年齢を感じさせない馬で、来年はこのレースの4連覇を目指したいです」

2着 ユーロビート 吉原寛人騎手
「具合が良さそうで、馬もいい気持ちで走ってくれました。前を射程圏に入れてからこの馬も伸びていますが、勝ち馬がさらに伸びていました。この馬自身、長距離の走り方がわかってきたようです」

7着 マイネルトゥラン 津村明秀騎手
「展開次第では行ってもいいかなと思っていました。馬の行く気に任せていきました。突つかれる展開で息が入りませんでした。距離も少し長いかもしれません」

(取材:山本直)

ラジオNIKKEI

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