昨年の
ジャパンC(GI)を世界レコード(2分22秒1)で制した
アルカセット(牡6)が門別町に建設中のダーレー・ジャパン・スタリオンコンプレックスに3日午前、入厩した。
同馬は、
父Kingmambo、
母Chesa Plana(
その父Niniski)という血統の米国産馬で、伯父に00年カドラン賞(仏G1)を制した
サンセバスチャン San Sebastian(
父Niniski)、叔母に99年ランカシャー
オークス(英G3)勝ち馬の
Noushkey(
父Polish Precedent)がいる。05年5月のジョッキークラブS(英G2)で重賞初制覇を飾り、6月の
サンクルー大賞典(仏G1)でG1初制覇。引退レースとなった
ジャパンCでは、89年の同レースでホーリックスが記録したレコードを16年ぶりに更新した。通算成績16戦6勝(G1・2勝、重賞3勝)。
すでに総額9億円のシンジケートが結成されており、来るべきシーズンに備えている
アルカセットの他、現在、新冠町の優駿スタリオン
ステーションに繋養されている
グランデラ、
ムーンバラッド、浦河町の
イーストスタッドに繋養されている
マリエンバードらを加えたダーレージャパンのスタリオン展示会は8日、同スタリオンコンプレックスで開催される。