16日、NARより「平成28年度第3回調教師・騎手免許試験の合格者」が発表され、15年の騎手免許失効から復帰を目指していた
御神本訓史元騎手(現厩務員)が騎手免許試験に合格したことがわかった。
御神本氏は99年に益田競馬(島根)でデビュー後、益田競馬廃止に伴い、02年に大井競馬に移籍。落馬負傷から本格復帰した07年以降は毎年リーディング上位に名を連ね、13年には自身初となる南関東リーディングを獲得。地方のスタージョッキーとして活躍を続けていたが、自身の不祥事による15年の騎乗停止処分中に継続試験も不合格となったことが発表され、事実上の引退となっていた。
その後は千葉県にある小林牧場で厩務員を務めながら騎手復帰を目指しており、昨年に続く2度目の受験で合格となった。
<TCK(大井競馬)斉藤弘開催執務委員長のコメント>
御神本騎手は、2013年に南関東リーディングを獲得するなど、豊富な実績があります。2年間の小林分厩舎での厩務員を経て、今回新たなチャンスを頂けたことへの感謝を忘れずに、良い騎乗を見せてほしいと思います。(TCKリリースより)