「
フラワーC・G3」(20日、中山)
好メンバーが集ったデイリー杯
クイーンCで5着に善戦。素質馬
ハナレイムーンが16日、美浦Wではじけた。道中は
アドヴェントス(4歳1000万下)の直後で折り合いに専念し、直線では一気に
ギアチェンジ。先輩相手に堂々と1馬身の先着だ。
5F69秒8-40秒5-12秒7。「先週の追い切りではしまいでギアが入らなかったけど、きょうは切れ味が出ましたね。ええ、1回叩いて良くなっています」と渡辺助手は上積みを口にした。来週の
ミモザ賞(25日・中山)とてんびんをかけ、追い切り後に重賞参戦へGO
サイン。賞金を加算する自信の表れとも言えるだろう。
「掛かる馬ではない」と前走からの1F延長は歓迎のクチ。ここ2戦もマイルで好パフォーマンスを見せたが、陣営は中距離でこそ本領発揮のタイプとにらむ。東のトップステーブルが送り込む
ディープインパクト産駒。前走で得た濃密な経験を元に、今度こそタイトル奪取といく。
提供:デイリースポーツ