昨日21日は開催翌日の「全休日」だったが、その休日を返上して坂路馬場での調教を行い、
高松宮記念(3月26日・中京芝1200m)の最終追い切りに備えた
ソルヴェイグ(栗東・
鮫島一歩厩舎)。今朝22日は角馬場でじっくりと体をほぐした後、調教助手から
畑端省吾騎手(レースは
田辺裕信騎手)に乗り替わって、坂路馬場で追い切りを行った。
先週に比べて、気負いもなく、軽い感じでスタートしていったが、そのスピード感は先週以上。1Fごとにラップも速まっているようだったので、ゴール前で減速するのではと心配したが、そんなことは皆無。むしろ、最後はぐんぐんと伸びていく形でフィニッシュした。
その時計は4F50.9〜3F37.4〜2F24.1〜1F11.5秒。予定よりも速い時計だったようだが「応えたという感じはないですね。先週追い切ってくれた田辺騎手が『少し重い』と話していたので、これでちょうどいいかも知れません。今は飼葉をしっかり食べているので、これで体が減るということもないでしょうし、前走と同じか少し減るくらいで出走することができると思います」と松浦良幸調教助手。
(取材・写真:井内利彰)