26日(日)に中京競馬場で行われる
高松宮記念(GI)に出走予定の
ワンスインナムーン(牝4)について、追い切り後の
斎藤誠調教師のコメントは以下の通り。
―前走は
「上がり馬ということで、順調に勝ち上がってきて、重賞への挑戦でした。調教から乗っている
石橋脩騎手とみんなで作ってきた馬です。ジョッキーからの進言で京都の1400mに挑戦して結果が出たのは良かったと思います。前走後は
ヴィクトリアマイルを目標に充電期間を置こうと思ったのですが、状態も良いことですし、1200mのポテンシャルが高いので、このレースへの出走を決めました」
―成長を感じられますか?
「馬体が本格化するのはまだ先だと思いますが、今は能力だけで、スピードを活かして競馬をしていますが、今でも戦えるだけの能力はあると思っています」
―ラ
イバルを見渡しての印象は
「
ヴィクトリアマイルに向けて、距離を試してみたくて延ばしてきましたけれども、この子は1200mが向いていると思っていますし、あっと驚く走りをしてくれないかな、と思っています。(同じ厩舎の
トーキングドラムと)同着で1着になると嬉しいですけれども」
―
ヌーヴォレコルトが厩舎を去り、新たなビッグ
ヒロイン誕生という期待が高まりますが
「何年かはヌーヴォ先輩が大黒柱でやってきてくれましたが、ここで新旧交代になってくれるといいと思います」
―時計勝負は?
「スタートも上手いですし、レースも上手です。スピード勝負に対応できると思うので、そこに期待しています」
(取材:山本直)
ラジオNIKKEI