今年からGIに昇格した
大阪杯。登録時点でフルゲート割れにはなったものの、昨年の
年度代表馬キタサンブラックにダービー馬
マカヒキ、海外GIを勝った
サトノクラウンなど、GIに相応しいメンバーが揃った。出走を予定している主な有力馬は次の通り。
■4/2(日)
大阪杯(4歳上・GI・阪神芝2000m)
キタサンブラック(牡5、栗東・
清水久詞厩舎)は昨年の
天皇賞(春)、
ジャパンCを制して
年度代表馬に選出された。ここが今年の初戦となるものの、調整は順調。昨年の本レースでは2着に敗れたが、今回は勝って
サトノダイヤモンドとの再戦に臨みたいところだ。
マカヒキ(牡4、栗東・
友道康夫厩舎)は昨年のダービー馬で、秋には
凱旋門賞にも挑戦した(14着)。それ以来のレースとなった
京都記念では3着に敗れてしまったが、この一叩きで変わってくるだろう。先週も
ドバイターフ、
高松宮記念、
日経賞で活躍した4歳世代、その頂点に立った実力をここで見せられるか。
サトノクラウン(牡5、美浦・
堀宣行厩舎)は昨年12月の
香港ヴァーズで、大本命と目されていた
ハイランドリールを撃破。念願のGI制覇を海外の地で果たした。今年初戦の
京都記念でも
マカヒキらを退けており、ここへ来て本格化を迎えた感がある。一気に国内GIタイトルも奪取できるか。
その他、
金鯱賞を連覇した
ヤマカツエース(牡5、栗東・池添兼雄厩舎)、昨年の本レースで
キタサンブラックを破った
アンビシャス(牡5、栗東・
音無秀孝厩舎)、一叩きで良くなりそうな
ステファノス(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)、
日経新春杯を制した
ミッキーロケット(牡4、栗東・
音無秀孝厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。