29日、名古屋競馬場で行われた第1回中京ペガスターC(3歳・ダ1600m・1着賞金200万円)は、好位でレースを進めた島崎和也騎手騎乗の2番人気グレイトデピュティ(牡3、笠松・柴田高志厩舎)が、直線で脚を伸ばして、逃げ粘る1番人気メモリーミラクル(牝3、愛知・塚田隆男厩舎)を捕らえ、これに1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分46秒0(稍重)。

　さらに1.1/2馬身差の3着に5番人気ゴールドブレード(牡3、笠松・笹野博司厩舎)が入った。なお、3番人気ウリャオイ(牝3、笠松・栗本陽一厩舎)はゴールドブレードから3馬身差の4着に終わった。

　勝ったグレイトデピュティは、父エイシンデピュティ、母ミヤビダンサー、その父トレジャーアイランドという血統で、これが重賞初制覇。鞍上の島崎和也騎手にとっても、初めての重賞勝利となった。

【勝ち馬プロフィール】
◆グレイトデピュティ(牡3)
騎手：島崎和也
厩舎：笠松・柴田高志
父：エイシンデピュティ
母：ミヤビダンサー
母父：トレジャーアイランド
馬主：加藤鈴幸
生産者：曾我博
通算成績：13戦5勝(重賞1勝)