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マルターズアポジーなど、大阪杯厩舎情報/美浦トレセンニュース

  • 2017年03月29日(水) 20時30分
 大阪杯(GI・芝2000m)に向けて、美浦から出走する各馬が最終追い切りを消化した。追い切り後の関係者のコメント。

マルターズアポジー(牡5・美浦・堀井雅広)について、武士沢騎手。
「前走の小倉大賞典(GIII・1着)は1800mで他にも逃げる馬がいましたが、この馬の初速の違いで逃げられました。前半は思った以上に噛んで速くなりましたが、向こう正面でそれも抜けてくれました。最近は走りにメリハリがつき、レースや調教で力を入れるところとリラックスするところがわかってきたようです。

 先週は併せ馬でビッシリと追い切りましたが、今週は輸送もありますし、単走で最後の1ハロンだけ強めにやりました。いつも調教は動きますし、モタレたのはいつものことなので、申し分のない内容だったと思います。馬が充実していますし、状態は良い意味で平行線です。阪神の内回りも条件的に良いと思います。他馬とは初速が違いますし、この馬の競馬をするだけです。前半どれだけリラックスできるかがポイントでしょう。面白いレースを見せたいですね」

サクラアンプルール(牡6・美浦・金成貴史)について、金成調教師。
「今日は、輸送もあるのでラスト1ハロンだけ強めにやりました。馬場が荒れている時間帯での追い切りでしたが、しっかり走れていました。輸送に問題のある馬ではないですし、関西圏への遠征は初めてですが、うまくクリアできればと思います。昨年の時点で白富士ステークス(OP・2着)、中山記念(GII・2着)、大阪杯というローテーションは考えていました。結果が出なければ大阪杯に使えませんでしたが、力を発揮することができましたし、ここまでは順調です。

 調教では難しい面を見せますが、実戦ではセンスのある走りをしてくれますので、良い状態で出走できればと思っています。横山(典)騎手は、難しいところのある馬をうまく乗りこなしてくれます。この馬が力を発揮するためには、トップジョッキーの腕が必要ですし、あとはジョッキーに任せて今後に繋がる競馬をしてくれればと思います」

ディサイファ(牡8・美浦・小島太)について小島(良)調教助手。
「今日の坂路での追い切りは、53.7と予定通りの時計でした。馬なりでこのくらいの時計が楽に出るようになりました。今回はメンバーが揃いましたが、ここ3週しっかりとやっていますので、久々でも力を出せる態勢です」

モンドインテロ(牡5・美浦・手塚貴久)について、手塚調教師。
「先週の追い切りは反応が良かったですね。今日は上がり重点の追い切りで、あまり時計が速くなり過ぎないようにやりましたが、良い動きでした。久々の2000mなので、そのあたりを考えてこの中間も調整しています。以前より機動力が出てきましたので、この距離にも対応出来れば良いですね。前で競馬ができないと思うので、ペースは速くなってほしいです」

 なおサトノクラウン(牡5・美浦・堀宣行)は、明日(3/30)追い切る予定。

(取材・写真:佐々木祥恵)

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