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大阪杯・G1」(4月2日、阪神)
金鯱賞の覇者
ヤマカツエースは29日、主戦の池添を背に栗東CWで鋭い動きを見せた。6Fからゆっくりとスタートしたが、ラスト1Fはしっかりと追われ11秒5(全体では6F80秒5)をマーク。その
金鯱賞から中2週と間隔は詰まっているが、これだけ追えたこと自体、意味が大きい。充実期に入ってきたことがはっきりと伝わってきた。
引き上げてきた鞍上は「“しまいだけしっかりと伸ばしてくれ”との指示だった。一杯ではないけど、それなりに伸ばした。(騎乗したのは)
金鯱賞以来だったが、走りはいつもと変わらなかった」と順調な仕上がりに思わず笑みがこぼれた。
2000メートルは全7勝中4勝を挙げている得意の距離。池添兼師が「春はこのレースが最大目標。G1になると分かってから、ずっと目標にしてきた」と言えば、主戦も「父の管理馬でG1を勝つのが長年の夢。自分がうまく乗れば」と力を込める。父子の夢がかなう絶好のチャンスがやってきた。
提供:デイリースポーツ