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皐月賞・G1」(4月16日、中山)
弥生賞を制し、重賞連勝中の
カデナは30日、栗東坂路で単走。主戦の福永を背に、馬なりで4F55秒3-39秒2-12秒4をマーク。好調ぶりを披露した。鞍上は「動きは格段に良くなっている。切れが出てきたね」と好感触を伝える。動きを見届けた中竹師も「来週に向けての1本という意味でやったけど、良かったよ」と納得の表情だ。
前走の
弥生賞は休み明けながら、メンバー最速タイの上がり3Fをマークして差し切りV。指揮官が「1回使われて、馬の格好も前回よりいい。体に張りもあるね」と言えば、主戦も「落ち着いている。折り合い面も改善されているし、いいコンディションで来られている」とうなずく。いよいよ迎えるクラシック本番へ、視界は至って良好だ。
提供:デイリースポーツ