「
大阪杯・G1」(2日、阪神)
力は出し切った。7番人気
ステファノスが2着に力走。悲願のG1制覇はかなわなかったが、15年クイーンエリザベス2世C(香港)、
天皇賞・秋に続くG1で3度目の銀メダルに、藤原英師は「100点やな」と、人馬の健闘をたたえた。
キタサンブラックの足跡をなぞるように、道中は直後のインを追走。徹底マークから、直線は外に持ち出して勝負をかけたが、その差は詰まることなく、最後までG1馬をとらえ切れなかった。
引き揚げてきた川田は「厩舎の人と“位置を取りに行こう”と話していた。いい内容でしたが、
年度代表馬はさすがだな、と思いました」と敗戦にも納得の表情。指揮官も「作戦通り。内枠だったしね。直線は抜けたと思ったが…。G1?遠いな」と苦笑い。次走は未定だが、頂点を目指す6歳馬の挑戦は、まだまだ続く。
提供:デイリースポーツ