2015年に
オークスと
秋華賞を制した
ミッキークイーン(栗東・
池江泰寿厩舎)。昨年は長期休養もあり、勝ち星を挙げることはできなかったが、今年こその思いは強いはず。昨年と同じ
阪神牝馬S(4月8日・阪神芝1600m)を今年の始動戦に選び、ここへ向けて順調に追い切りを消化している。
今朝5日は朝一番のCWコースでの追い切り。向正面、3コーナー手前から入場して、4Fからの併せ馬。
浜中俊騎手が跨り、
ダノンシーザーを追走する内容。並びかけてからしばらく併走していたが、その手応えは楽。ラスト1F標識を過ぎて抜け出す時、馬の表情を見ていても楽々といった感じ。
もちろん先着でのゴールで、時計は4F53.7〜1F12.6秒。数字に派手さはないが、とにかく順調に休み明けを迎えることができそう。あとはいつものレースをして、着順がどこになるかというだけだろう。
(取材・写真:井内利彰)