9日(日)に阪神競馬場で行われる
桜花賞に出走を予定している
アエロリットについて
菊沢隆徳調教師のコメントは以下の通り。
「前走の
クイーンCは負けたとはいえ最後まで食い下がり、この馬の能力に驚かされたレースでした。よく頑張ったと思っています。その後2ヶ月近くたちますが、レース後は牧場に出して疲れを取り、3週間前に戻ってきました。どこも悪くはなかったので、順調に乗り込めていい仕上がりだと思っています。
今朝はまず北馬場でウォームアップして、それから坂路で54.0-39.5-12.8という時計を出しました。前に馬を置いてむきにならずに走り、目立つパフォーマンスを見せたわけではありませんが、穏やかに追い切りをしました。納得のいく調教が出来たと思っています。
今度は阪神コースですが、右回りは中山で2戦したので、その中山で経験したことが生きてくれたらいいと思っています。東京や中山への輸送でイレ込んだということもないので、阪神までの輸送についてはあまり心配はしていません。
この馬はまだ底を見せていませんが、挑戦者としていい戦いをしてくれたらと思っています。今回の
桜花賞だけでなくまだ先のある馬ですから、今回は良い経験になると思っています。気持ちよく走っているこの馬の姿を見て応援していただけたらと思っています」
(取材:小林雅巳)
ラジオNIKKEI